あけましておめでとうございます。令和7年がスタートし、よつば司法書士法人もお客様によりそった一層の法的サービスを提供していく所存でございます。
さて、令和6年の高知県における司法書士業界を振り返ってみたいと思います。相続登記の義務化により相続登記への意識が向上しました。それに伴い、相続を希望しない土地について相続土地国庫帰属制度を検討しているケースも多くあったと感じています。しかしながら、人口減少をはじめとした要因により空き地、空き家が増えている現状は難しい問題のようです。気持ちとしては、「どうしようもない土地や建物を義務化により仕方なく相続登記手続きした」と感じた方が多くいらっしゃったのではないでしょうか。
また、価格高騰により、マイホームの建築費用が高くなるなど、新築を控える動きや、高い住宅ローンを組まざるを得ないケースが増えました。賃金の上昇が物価の上昇に追いつくまでは、不動産という高額な商品への買い控えが続くのかもしれません。
上記は一例ではありますあ、令和7年においては、上記のような動向に引き続き注視しつつ、また、踏まえつつ司法書士業を行ってまいります。「ただお客様の口から発せられた内容の手続きだけをする」ということでは、司法書士という資格は意味がありません。お客様が手続きを希望する背景・理由を理解することで、場合によっては別の提案をさせて頂いたり、関連する手続きをご説明したり、お客様が真に求めている法的サービスに繋がっていきます。
高知県にて成年後見、相続、相続登記、不動産登記、遺言など 司法書士に関するご相談は、よつば司法書士法人にお任せください。