不動産取引について考えてみる②(個人売買)

不動産の売買をする時に、不動産屋さんに仲介をお願いせず、売主と買主との間で直接売買をすることもあります。
もちろん仲介を入れない方法でも良いと思いますが、その際の注意点(リスク)については認識しておく必要があります。
まずは、用途地域の問題。建物建築目的で買う場合は、希望の建物が建てられる地域か確認が必要です。
また、場合によって地面の下(地盤や水道管など)についても確認しておいた方が良いでしょう。
次に、境界の問題。見た目の境界と図面上の境界線がズレている場合がありますので確認が必要です。
土地のみの更地明け渡しにするか、中古建物も合わせて買うかにもよって、確認事項は増えていきます。
インターネットの契約書雛形を利用する場合は、契約書条文の意味を理解することも必要です。

あまり心配しすぎてせっかくの話が流れてしまうのも良くありませんが、
不動産売買は複雑な手続ですので、最低限の注意点は確認しておくことが大事なことだと考えています。

高知県高知市にて成年後見、相続、相続登記、不動産登記、遺言など
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